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令和3年度熱中症による救急搬送者数<滋賀県と全国>

日々暑い日が続き、ここ滋賀県でも夏日を超えて真夏日になる日が出てきておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?ニュースでも新型コロナウイルスのニュースと同時に熱中症に関するニュースも徐々に取り上げられるようになってきました。
そこで今回は、6月1日から6月22日までの滋賀県の熱中症搬送者数と全国の熱中症搬送者数について昨年との比較をご紹介します。

1.滋賀県の熱中症搬送者数


【今年】令和3年の6月1日~6月20日
→39人
【昨年】令和2年の6月1日~6月20日
→42人

滋賀県の今年の熱中症による搬送者数は昨年より3人少ないですが、ほぼ同数となっています。
次に全国の熱中症搬送者数を見てみましょう。

2.全国の熱中症搬送者数

【今年】令和2年6月1日~6月20日
→3,247人
【昨年】令和元年6月1日~6月20日
→4,213人

今年の熱中症による搬送者数は昨年より966人減っています。
滋賀県も含む西日本に関しては、異例の早さで梅雨入りを迎えましたがこのことが搬送者数の減少に繋がっているかもしれません。とはいえ、熱中症にかかる人は誰もが「まさか自分が熱中症になるとは」と思っています。熱中症を防ぐには事前の熱中症予防対策、特に水分補給が大切です。

3.年齢区分別


令和3年4月26日~6月20日における年齢区分別の搬送状況はこちらです。

年齢区分別の搬送状況を見ると、高齢者の割合が56.0%と最も高くなっていることが分かります。高齢者の熱中症に関する記事はこちらをご覧ください。
「高齢者が熱中症になりやすい理由まとめ~脱水に注意」

4.発生場所別


令和3年4月26日~6月20日における年齢区分別の搬送状況はこちらです。

発生場所別の搬送状況を見ると、住居の割合が32.1%と最も高くなっていることが分かります。炎天下でのスポーツや運動、また屋外での仕事の時よりも、お家にいる時の方が熱中症にかかって搬送されているというのは意外に思われるかもしれません。しかし、昨年以前の同様のデータを見ても住居(屋内)での熱中症患者の割合が最も高い場合がほとんどです。

5.さいごに

熱中症による救急搬送者数と詳細について触れてきました。熱中症にならないためには油断をせずにしっかりと水分補給をすること、また無理をしないことが大切です。熱中症に関する記事は本ブログでも取り上げていますのでこちらもご参照ください。

「あらためて知ろう!熱中症と熱中症予防」
「マスク熱中症にご注意を~水分補給の大切さ~」
「熱中症になるとどうなる?」

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