こんにちは、大阪ガスサービスショップナカジマです。春になり桜も少しずつ咲いてきました。
新生活が始まるこの時期、一人暮らしなどをする方が多いのではないでしょうか
初めての一人暮らしで自炊を頑張っている方!料理で使った油の捨て方に困った事はありませんか?
そこで今回は環境にも優しい、使用済みの油(植物性)の処理方法をご紹介します!
油をそのまま流しに捨てるのはNG!
油を使用した後に「液体だから」と、そのままキッチンの流しに捨ててしまうのは絶対にやめてください!
「当たり前」と思われる方もいると思いますが、2017年にミツカン 水の文化センターが1500人を対象に行った水にかかわる生活意識調査によると、「揚げ物に使用した後の油をシンクに流さないようにしている」と答えた割合は、49.9%でした。半分以上の方がそのまま流してしまっている可能性があるということですね…
油をシンクに流してしまうことで、排水溝をつまらせる原因になるだけでなく、悪臭や水質が悪くなり水質汚染につながる可能性があります!
参考:ミツカン 水にかかわる生活意識調査
正しい油の捨て方
紙パック・ポリ袋を使用する
①紙パック・ポリ袋の中に新聞紙やキッチンペーパーなどを詰める。
※ポリ袋でおこなう場合は最初に穴が開いていないかしっかり確認し、漏れ防止のため袋は二重しましょう。
②完全に冷ました油をその中に入れてしみ込ませる。
③自然発火を防ぐため、中の新聞紙等の全体に染み渡るくらいの水を入れる。
④紙パック、袋の口をガステープやゴムでしっかり密閉し、燃えるゴミに捨てる。
これなら家にあるものだけで出来るのではないでしょうか?ポリ袋で行う場合はなるべく環境に優しいものを使用したり、食べた後のパンの袋を再利用していきましょう!
凝固剤を使用する
①油が温かいうちに凝固剤を入れ、粉がなくなるまでよく混ぜる。
②しばらく放置し固まったらフライ返し等で取り出し、そのまま燃えるゴミに捨てる。※凝固剤を使用の際は、使用方法と使用上の注意を確認しましょう。
使用する凝固剤にもよりますが、油が固まるまで約1時間待つ必要があります。ですが、この方法なら手間いらずで油をこぼす心配もないですし、凝固剤のほとんどが天然植物性の天然油脂成分が主原料なので環境にも優しいですよ♪ちなみに、100円均一でも購入できます。
資源ごみとして回収してもらう
自治体によっては賞味期限切れ等で未使用の油・使用済みの油関係なく回収し、バイオディーゼル燃料・飼肥料や油脂製品などに再利用する取り組みを行っています。
油をペットボトル等に入れて指定回収場所に持っていくだけで、捨てれば「ゴミ」だったものが再利用され、「資源」となります♪回収方法や場所は各自治体によって異なるので、一度お住まいの自治体に問い合わせるか公式ホームページで確認してみてくださいね!
彦根のHPはこちら↓
彦根市:廃食油の種類・回収場所
米ぬかに加えて肥料にする
米ぬかに油を加えてそぼろ状になるまで混ぜ合わせた後、ポリ袋に入れて密閉し、一カ月ほど発酵させたら立派な肥料が完成です。少し時間はかかりますが、米ぬかと混ぜるだけで簡単に肥料が作れるので家庭菜園などをやっている方・始められる方はぜひ一度やってみてください♪
ちなみに米ぬかはコイン精米機の横にある倉庫にて、無料で持って帰れるところもありますし、お米屋さんなどでも格安で譲って貰えます。
参考にしたサイト:e食用油ガイド.廃食用油のリサイクル
最後に
4つをご紹介しましたが、もうすでに実施している処理方法はありましたか?
環境汚染を防ぐとともに限りある資源を大切にするためにも、資源ごみとして回収してもらう方法が一番いいのではないでしょうか!
より良い地球の未来のために、環境に優しい腐食油の処理をしていきたいですよね♪
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