年末の大晦日から年始にかけて、ここ滋賀県でも北部を中心に大雪に見舞われ、1月半ばに入り寒さが厳しい冬を迎えておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?今回はそんな寒い冬を快適に過ごすための知恵をご紹介します。
1.ウィルスに気を付けよう
新型コロナウィルスやインフルエンザなどのウィルスの感染経路は、一般的に飛沫感染と接触感染の2つがあります。予防するためには、感染経路を絶つことが大切です。接触感染の対策には、こまめな手洗いを心がけましょう。
手洗いに関してはこちらの記事をご覧ください。『新型コロナウィルスにかからないために~正しい手洗いを行いましょう~』
2.温度と湿度に気を付けよう
部屋が寒くてエアコンをつけると、今度は乾燥が気になるところ。冬の「温度」と「湿度」のコントロールは悩みのタネですよね。でもウィルス対策のためには、やっぱり温湿度のコントロールは大切です。快適な環境のために工夫をしましょう。
ウィルスは気温が高くて湿度が高いと活動は弱まりますが、気温が低くて乾燥していると活動的になります。ウィルス対策のための気温と湿度の目安は以下の通りです。
〇室温の目安 : 20℃~25℃
〇湿度の目安 : 50℃~60℃
リビングはもちろん、トイレや寝室などにも温度計&湿度計を置いておうち全体の温湿度コントロールを心がけましょう。
※細菌が核を持ち細胞分裂を行うのに対し、ウィルスは非常に小さく、遺伝子の周りにウィルス核を持っているだけなので、単独で複製することが出来ませんが、人や動物など生きた細胞に入り込むことで増殖できるようになります。
3.冬のカラカラ脱水注意
冬は、空気の乾燥により身体から水分が失われやすいのに加え、のどが渇きにくいなどの理由で夏場に比べて飲料摂取が少なくなることから、日常的に脱水のリスクにさらされています。
下記の項目に一つでも当てはまるとそれは水分不足になっています。
□ 皮膚がカサつくようになった
□ くちの中がねばつくようになった
□ 便秘になった、あるいは以前よりひどくなった
□ 以前より皮膚の張りがなくなった
□ 足のすねに“むくみ”ができるようになった
私たちが生きていくためには、「水」は欠くことのできない存在です。体内の水分が不足すると、脳梗塞や心筋梗塞など様々な健康障害リスクの要因になります。冬場はのどの渇きを感じにくいため、意識的に水分を摂取するようにしましょう。
ご自宅にウォーターサーバーがあれば、いつでも冷たいお水や温かいお湯が飲めるのでとても便利です。詳細はこちらから。
4.旬の野菜を取り入れて免疫力を高めよう
免疫力が弱まっていると、新型コロナウィルスやインフルエンザなどのウィルスに感染しやすくなりますし、感染した時に症状が重たくなってしますおそれがあります。普段から十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めていきましょう。食事を作ったり、選んだりするときに主食、主菜、副菜を組合せ、栄養バランスのとれた食事を意識しましょう。また、旬の野菜をできるだけ取り入れて、自然の恵みを楽しみましょう。
【1~2月の旬の野菜】
・白菜
・春菊
・寒玉キャベツ
・菜の花
・ふきのとう
・ほうれんそう
・小松菜
・水菜
・ネギ
・ブロッコリー
・カリフラワー
・黄ニラ
・安納芋
・さつまいも
・レンコン
・にんじん
・カブ
・大根
・長芋
・アボカド
・わさび
5.まとめ
今回は冬を快適に過ごす知恵についてご紹介しました。まだまだ新型コロナウィルスの感染拡大が続いている状況ですが、今回ご紹介した内容を参考にして、ウィルスに負けない体つくりをして寒い冬を快適に過ごしてはいかがでしょうか。
永田英也
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