気温が下がってきて今年も寒いシーズンが始まりましたね!
皆さんはどのような暖房器具をお使いですか?
石油ファンヒーター、石油ストーブをお使いになる方もたくさんおられると思いますが、
暖房器具を片付ける時、使いきれず残ってしまいタンクや容器にそのままにしてませんか?
去年の灯油が残っていて、もったいないからそのまま使おうとしていませんか?
ちょっと待って!!!それは危険です!!
灯油は温度変化や紫外線の影響、酸化などにより変質してしまうことがあります。
変質した灯油を使用すると火災や事故の危険性が高いだけでなく、暖房器具の故障の原因にもなります。
これは国民生活センターも警告しています。
基本的には昨シーズンの灯油使用しないよう呼びかけています。
灯油は無色透明なので色が付いていると変質している可能性があります。ゴミなどの不純物がないことも合わせて使用する前に一度確認してください。
上記の写真のように、ガラスなど透明の容器に古い灯油と新しい灯油(もしくは水)を入れて後ろに白い紙などを置いて見比べる方法が正しい見分け方です。
灯油の正しい保管方法
・赤や青の色付きポリタンクで保管してください。(白、透明のポリタンクは紫外線を通す為灯油の保管には不向きです。)
・直射日光の当たらない日陰で保管してください。
・容器のフタをしっかり閉めて保管してください。
・できるだけ温度変化の少ない場所で保管してください。(温度変化が大きいと結露による水が混入する可能性があります。)
灯油は使用方法、保管方法を誤ると火災や事故につながり大変危険です。正しい知識で安全に十分注意してご使用ください。
松宮巧典
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