中島くらしインフォ|滋賀のくらしを支えるお役立ちメディア Menu

熱中症・脱水症対策で塩分取りすぎてませんか?塩飴・塩分タブレット食べ過ぎ注意!

こんにちは大阪ガスサービスショップナカジマです!
暑くてジメジメした毎日が続くこんな時期は、より熱中症や脱水症に気を付けたいですよね。
皆さんは熱中症対策に何をしていますか?よく聞くのはスポーツドリンクを飲んだり、塩タブレット・塩飴を舐めるという対策です。ですが、ただでさえ日本人は塩分摂取量が多いといわれている中、こういった商品は1日どれくらい摂取してもいいのか気になりますよね。
そこで今回は塩タブレット・塩飴の1日の摂取量などをご紹介いたします!

熱中症・脱水症予防にはなぜ塩分補充が必要なの?

人は汗を大量にかくと、水分と共に塩分(ナトリウム)やミネラルも体外へ排出してしまいます。
そこに水分ばかり摂取すると、体内の水と塩分のバランスが崩れ様々な脱水症状や熱中症の症状が起こるそうです。なので水分だけでなく、塩分も一緒に摂取が必要になります。

“糖分”も含んだ経口補水液やスポーツドリンクは効果的?

糖分が入っていたほうが、水分吸収を促進するので効果的です。
仕組みとしては、ブドウ糖は腸管内で塩分(ナトリウム)が同時にあると早く吸収し、それらに引っ張られ水分も吸収されるそうです。

塩分タブレット・塩飴は一日何個食べていいの?

必要な摂取量は身体作業強度等に応じて異なりますが、厚生労働省は水分と塩分の補給の目安として0.1~0.2%の食塩水を推奨しています。このことからカバヤの塩分チャージタブレットは食塩相当量が1粒0.108gなので100mlの水に対して、1~2粒程度食べることで推奨される水分と塩分をバランスよく補充することが出来るそうです。
トラスコの塩飴は、
1粒の食塩相当量が約0.05gですので2~4粒程度がいいと思われます。
※1日の食事での塩分量・運動量・汗の量で摂取してもいい塩分の量は異なります。あくまでも目安になります。

カバヤ 塩分チャージタブレットHP
厚生労働省 職場における熱中症の予防について

☆point☆
スポーツドリンク・塩タブレット・塩飴などの塩分補充ができる商品に”栄養成分表示”というが枠あります。
その中に”食塩相当量”が記載されているので、一度確認してみてください。
♢今回は私の身近にある塩タブレットや塩飴で計算させて頂きました。

塩分の取りすぎにはご注意を!

塩分タブレットやスポーツドリンクの過剰摂取は高血圧の原因になります。
厚生労働省が2020年度目標とする1日の塩分摂取量は、18歳以上の男性は7.5g未満・同女性は6.5g未満に対して、平均塩分摂取は男性が11.0g・女性9.3gと大幅に越していることが分かりますね!
日本人は1日の食事でとる塩分が多いので、必要以上に塩分摂取するのはやめましょう!

厚労働省 日本人の食事摂取基準

まとめ

最近は手軽に美味しく食べれる商品が沢山ありますが、食生活によってはむしろ食べ過ぎに注意してください。スポーツ・運動・仕事や作業で大量に汗をかく状況など大量に汗をかく場合のみ、塩分を補充するほうがいいそうです。1日の摂取量はあくまでも目安なので、1日の食事での塩分量・運動量・汗の量で摂取してもいい塩分の量は異なってきます。こういったことを考えつつ1日何個までかを計算し、計画的に塩分摂取・水分摂取をしていきましょう!熱中症対策の為にこちらもあわせてご覧ください☆
便利なウォーターサーバー ウォーターネットで熱中症対策しましょう