寒い冬の風物詩といえば、こたつとみかんを思い浮かべる人も多いですよね。しかし、実はエアコンなどの暖房器具に押されて、こたつを使
用している家庭が減少。ネット上では、とある意外な県が日本一こたつを“持っていない”ことが判明し、話題になっていました。
日本一こたつを持っていないのは北海道!?
気象サイト「ウェザーニューズ」が、会員17,370人におこなったアンケートで「こたつがある」と答えたのは全体の52%と、実に過半数の
家庭でこたつを使用していないことが判明しました。また都道府県別のこたつ所持率では、北海道が23%と最も低いことが明かに。
さらに、最南端にある沖縄県は2番目に低い30%。これにはネット上でも「沖縄より低いのは意外だった」と驚きの声が上がっています。
ちなみに所持率が70%以上の都道府県には、山梨県・福島県・長野県・群馬県・山形県が。40%を下回る所持率の低い都道府県には、高知
県・神奈川県・東京都がランクインしています。これには、「やっぱり都会ではこたつを使わなくなってるのか」「めちゃくちゃ勝手なイメ
ージだけど、家が広そうな都道府県が見事にランクインしてるな」といった声が上がっていました。
北海道ではこたつはあまり使わない理由
北海道でこたつを使わない理由ですが、思い当たることがあります。
北海道の家って基本家中暖かいのです。
一昔の家ならば、リビングに大きなFFストーブがあって、リビングならどこにいても暖かかったです。
それ以外の部屋も、個別にこたつではなくストーブを置いてました。
ここ15年くらいで建った最近の家なら、家中にパネルを設置して、そこに温水を流すセントラルヒーティングを採用している家がほとんどです。
パネルは各部屋はもちろん、廊下や玄関、トイレなどにも設置されてます。
なので、どこにいても暖かいです。
なので、そもそもこたつを使う必要がないというのが現実なのだと思います。
こたつだけじゃ北海道の冬は乗り切れない
北海道の冬をこたつだけで乗り切れば、かなりの節約になるんじゃなかと思ったこともありますが、そもそもこたつだけで乗り切れるほど北
海道の冬は甘くないと思います。
北海道の真冬は比較的暖かい札幌でも、最低気温-10℃近く、最高気温も0℃以上にならないこともあります。
当然、全く暖房を使わなきゃ家の中は氷点下に。
いくら何でも、こたつだけで乗り切れる気温ではありません。
こたつで下半身は温かくても、そこから出ると氷点下。
こたつの上の飲み物も凍ってしまいます。
さすがにその状況で生活するのは無理でしょう。
そもそも、こたつは電気代が高くなりますので、灯油ストーブで部屋全体を温めた方が効率的なのですよね。
もし、こたつを使うとしても、他にメインストーブを使った上で、さらにこたつも使うということになると思います。
光熱費も馬鹿になりませんので、それも考えるとやはりこたつ使いません。
というわけで、北海道は冬にこたつを使わない家の方が圧倒的に多く、どの家も他にしっかりした暖房を使っているので必要ないというわけです。
皆さんも今年の冬も寒くなりそうですし北海道の方のように床暖や灯油ストーブで家全体を暖めて過ごされてはいかがでしょうか。
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