みなさんこんにちは、大阪ガスサービスショップナカジマの茂森です。12月に差し掛かってきて寒い日が多くなってきましたね。寒くなってくると温かいものを食べたくなりますね。今回はこの時期に食べたくなるおしることぜんざいの違いについてご紹介させていただきます。
おしるこの由来
おしるこの由来は料理する際に、生のこしあんを加熱乾燥させて粉末状にしたさらしあんを使うことがあり、その“粉のあん”を使ったことから「汁粉」と呼ばれるようになったようです。
ぜんざいの由来
ぜんざいの由来は仏教用語に善哉(ぜんざい)という言葉があり「素晴らしい」、「よきかな」という意味を持ちます。初めてぜんざいを食べた僧侶が善哉と叫んだことからぜんざいと呼ばれるようになりました。
おしることぜんざいの違い
おしるこは水分が多めの小豆あんを汁状にし、砂糖を加えて甘く煮たものに、焼きもちや白玉団子などを加えたものです。
ぜんざいは小豆を砂糖で甘く煮た甘味のひとつで、一般的には、汁が少なく、豆の粒が残っているものをいいます。
また、簡単に見分ける方法としては、一般的には「汁」が多いか少ないかとされています。おしるこには「汁」があり、ぜんざいには「汁」が少ないのでこれを覚えておくだけで見分けがすぐつくと思います。ですが、地域ごとにおしることぜんざいの定義の違いがありますので注意が必要です。
地域ごとの定義の違い
関東
関東でおしることは、小豆を砂糖で甘く煮た汁に、餅や白玉団子などを入れた汁物です。ぜんざいとは汁気のないあんを餅などにのせたもののことを言います。
関西・九州
関西では、こしあんで粒なしの汁物を「おしるこ」、つぶあんで粒ありの汁物を「ぜんざい」と呼び、九州では餅入りを「おしるこ」、白子団子入りを「ぜんざい」と分ける地域もあるようです。
北海道
北海道ではおしることぜんざいにそこまでの違いはないのですが、餅の代わりにかぼちゃを入れたりすることがあります。
最後に
世の中には、おしることぜんざい、おはぎとぼた餅、ヒラメとカレイなど似ているようで全然違う料理や生物がありふれています。案外調べてみると新しい発見や知識が身について楽しいのでぜひこのブログをきっかけに興味を持つようなことがあれば調べてみてください。
最新記事 by (全て見る)
- 中島商事ブログ「中島くらしinfo」をご愛読いただいている皆様へ大事なお知らせ - 2024.04.01
- 0円で始める発電生活。大阪ガスの「スマイルーフ」 - 2024.03.27
- なぜ風船は飛ぶのか - 2024.03.20