昨年以上、例年以上に長かった梅雨が明けていよいよ夏本番の暑さがやってきました。新型コロナウイルスのニュースと同時に熱中症に関するニュースも多く取り上げられるようになってきました。ここまで暑くなると毎日のように熱中症によって搬送される人がいます。今回は、6月1日から8月2日までの滋賀県の熱中症搬送者数と全国の熱中症搬送者数について昨年との比較をご紹介します。
1. 滋賀県の熱中症搬送者数
【今年】令和2年の6月1日~8月2日
→169人
【昨年】令和元年の6月1日~8月2日
→287人
今年の熱中症による搬送者数は昨年より118人減っています。この数字は、梅雨が長引いていたことが影響していると思われます。次に全国の熱中症搬送者数を見てみましょう。
2.全国の熱中症搬送者数
【今年】令和2年6月1日~8月2日
→15,849人
【昨年】令和元年6月1日~8月2日
→27,183人
今年の熱中症による搬送者数は昨年より11,334人減っています。
例年この時期になってくると熱中症に関するニュースがトップで放送されたりしますが、今年の場合は、新型コロナウイルスの感染拡大に関するニュースがトップニュースとして取り上げられるため、熱中症への関心が薄まっているのではないかと個人的には思います。熱中症にかかる人は誰もが「まさか自分が熱中症になるとは」と思っています。熱中症を防ぐには事前の熱中症予防対策、特に水分補給が大切です。
※総務省消防庁HP参照
3.年齢区分別搬送状況
令和2年6月1日~8月2日における滋賀県の年齢区分別搬送状況はこちらです。
乳幼児:1人
少年 :17人
成人 :68人
高齢者:83人
合 計:169人
4.熱中症予防に関して
熱中症予防に関しては、こちらの記事をご覧ください。
永田英也
最新記事 by 永田英也 (全て見る)
- 中島商事ブログ「中島くらしinfo」をご愛読いただいている皆様へ大事なお知らせ - 2024.04.01
- ミネラルウォーターが料理に与える影響 - 2024.02.23
- 有事の際に大切な水 ~ウォーターサーバーでローリングストック~ - 2024.02.02